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市場レポート

2026年9月の市場レポート:募集80件・満額の割合・事業者ごとの件数

2026/10/14 更新|各社の公開情報から作成

2026年9月にクラカレが記録した不動産クラファンの募集は80件、募集総額は103億9,999万円で、締切を迎えて集まった額が分かる62件のうち37件(60%)が満額になりました。このレポートでは、この月の数字と事業者ごとの件数・総額を、記録の範囲とあわせてまとめます。

この月の数字

2026年9月・クラカレの記録による、この月の主な数字です。

項目 2026年9月
募集件数 80件
募集総額 103億9,999万円
1件あたりの募集総額(中央値) 5,001万円
募集があった事業者 14社
満額になった募集 37件(締切を迎えて集まった額が分かる62件のうち60%)

数えているのは、2026年9月に募集が始まった案件です。9月に始まって10月に締切を迎えた案件も9月の件数に入り、8月に始まって9月に締切を迎えた案件は入りません。

事業者ごとの件数と総額

クラカレのデータ|最終更新 10/15(木) 16:42
事業者募集件数募集総額満額/終わった募集
TECROWD2件36億5,000万円—
バンカーズ17件18億1,914万円1/15件
CAMEL4件15億3,500万円4/4件
COMMOSUS3件12億1,000万円2/3件
CREAL1件9億600万円—
LENDEX21件9億19万円17/21件
TSON FUNDING7件6億2,740万円7/7件
AGクラウドファンディング4件5億3,085万円4/4件
クラウドバンク11件4億5,998万円5/11件
みんなの年金2件3億980万円—
利回りくん4件2億6,461万円4/4件
トモタク2件1億5,327万円—
CAPIMA1件5,500万円1/1件
Rimple1件2,905万円—
COZUCHI3件1,555万円—
Funvest5件0円—
合計88件124億6,584万円
2026年9月に募集が始まった案件。募集総額の多い順(並び順に評価の意味はありません)。

並びは募集総額の多い順で、順番に評価の意味はありません。

件数

2026年9月・クラカレの記録では、件数の多い事業者はLENDEX(21件)とバンカーズ(17件)で、この2社で80件のうち38件と半分近くを占めました。次に多いのはクラウドバンク(11件)とTSON FUNDING(7件)です。

総額

募集総額は、TECROWDの2件(36億5,000万円)で9月の総額の3分の1ほどになりました。1件の募集総額が大きい案件が出る月には、件数がそれほど変わらなくても総額が大きく動きます。件数と総額で上に来る事業者が違う理由は、募集の多い事業者・少ない事業者にまとめています。

満額になった割合

9月に始まった募集のうち、締切を迎えて集まった額が分かる62件では、37件が満額になりました(2026年9月・クラカレの記録)。表の「満額/終わった募集」の欄を見ると、事業者ごとに開きがあります。

TSON FUNDING(7件中7件)・利回りくん(4件中4件)・CAPIMA(1件中1件)は、終わった募集がすべて満額でした。LENDEXは21件中17件、クラウドバンクは11件中5件、バンカーズは15件中1件です。件数の多い事業者の結果が全体の割合を大きく左右しますので、全体の60%という数字は、事業者ごとの欄とあわせて読む必要があります。

満額になった割合は、申し込みがどれだけ集まったかを表す数字で、案件や事業者の良し悪しを表すものではありません。満額にならなかった募集が、そのまま不成立になるとも限りません。事業者ごとの割合を9月以降の通算で見るなら、事業者ごとの満額になった割合・満額までの時間・抽選の倍率に表があります。

「—」の事業者

表の「満額/終わった募集」の欄が「—」の事業者は、締切を迎えた募集がまだ無いか集まった額が分からない事業者です。集まった額が分からないのは、事業者が案件ページに出していないか、クラカレがまだ記録できていないためです。満額の割合の計算からは外しています。

月ごとの推移

クラカレのデータ|最終更新 10/15(木) 16:42
月募集件数募集総額1件あたり(中央値)満額の割合
2026年9月88件124億6,584万円5,500万円64%(70件中)
2026年10月(途中)44件66億5,694万円9,315万円84%(19件中)
クラカレが記録している23社の、募集が始まった月で数えた件数と総額。満額の割合は、締切を迎えて集まった額が分かる案件のうち、募集総額に届いたもの。この表は記録の更新にあわせて入れ替わります。

この表は月ごとの記録を並べたもので、生成のたびに新しい月の行が加わります。いちばん下の月は途中までの記録で、月の途中では締切を迎えた募集が少ないため、満額の割合も少ない件数で決まっています。

この月の記録の範囲

数字を読むときは、クラカレの記録がどこまでを数えているかを頭に置いておく必要があります。

記録している事業者

クラカレが記録しているのは、掲載している23社の募集です(2026年10月時点)。国内の不動産クラファンの事業者すべてではありません。23社には、不動産特定共同事業法の許可で募集する事業者と、金融商品取引業の登録で貸付型の募集を扱う事業者の両方が入っています。事業者の一覧と許可・登録の種類は不動産クラファン事業者の一覧にあります。

募集開始の月で数える

件数と総額は、募集が始まった月で数えています。満額になった月や運用が始まった月ではありません。

9月は、記録が全社そろった最初の月

クラカレの記録が各社そろったのは2026年8月25日で、まる1か月を全社について数えられるのは9月が最初です。そのためこのレポートでは、8月以前との比べ方はしていません。

記録できていない案件

募集開始の日時をクラカレがまだ記録できていない案件は、件数に入っていません。9月に募集が0件と出ている事業者の中には、募集を出していても開始の日時が記録できていない事業者がある可能性があります。また、Funvestの5件は募集総額を記録できておらず、件数には入っていますが総額には入っていません。あとから記録を足したときは、表の数字が変わることがあります。

国の統計・調査会社の数字との違い

国土交通省の統計は年度(4月〜翌年3月)ごとの集計で、不動産特定共同事業法のクラウドファンディングだけを対象にしています。調査会社の集計は暦年で、集計の対象も調査会社ごとに違います。このレポートの数字は月ごとで貸付型も含みますので、そのまま並べて比べることはできません。定義の違いと国の統計の数字は、不動産クラファンの市場規模にまとめています。

このレポートについて

市場レポートは、月ごとに1本ずつ同じ見出しで足していきます。月のレポートの事業者ごとの表は、その月に始まった募集の記録です。ほかの月のレポートは、市場レポートの一覧に並びます。

次の月までに見ておきたいこと

10月以降のレポートでは、9月と同じ項目(件数・総額・1件あたり・満額の割合・事業者ごとの内訳)を並べます。満額までの時間や抽選の倍率は、記録が十分にそろった事業者から、事業者ごとの記事(事業者ごとの満額になった割合・満額までの時間・抽選の倍率)に加えていきます。

よくある質問

Q. 9月は、募集が多い月だったのですか。

A. クラカレの記録が全社そろったのは9月が最初ですので、9月が多い月だったのか少ない月だったのかは、まだ比べられません。月ごとの推移の表に行が増えると、月ごとの違いが見えてきます。

Q. 満額の割合が60%なら、申し込めば6割ほどの確率で出資できるのですか。

A. そうではありません。満額の割合は、締切までに募集総額へ届いた募集の割合です。満額になった募集では満額になった後に申し込んだ人は出資できませんし、満額にならなかった募集では、締切までに申し込んだ人は募集が成立すれば出資できます。出資できるかどうかは、方式(先着か抽選か)と申し込んだ時刻で変わります。くわしくは「申し込んでも買えない」は本当かにまとめています。

数字は各社の公開情報をもとにしたクラカレの記録です。不動産クラファンは元本が保証された商品ではなく、想定利回りは予定の値です。募集の条件や結果は、各事業者のサイトで確かめてください。

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文:クラカレ編集部

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